陰陽調和製法の貴宝和漢茶

貴宝和漢茶(きほうわかんちゃ)は、陰陽調和による製法で作った和漢茶。

■貴宝和漢茶をおすすめする理由
まず、出すことが健康への第一歩
現代人の90%は水の問題に何かしら関与していると言われています。良いものを入れることは、もちろん悪いことではありませんが、現代人は良いものを身体に“入れる”ことばかり重んじ、“出す”ことが出来ていない様に思われます。身体から汚れを出すためには、昔からお茶が使われてきました。孝貴では「出入口健康法」として、体外へ“出すこと”が大切だと考えています。

お茶って色々あるけれど、どれがいいの?
奈良時代から平安時代の初期にかけて遣唐使によってお茶を飲む習慣が伝えられたとされています。当時、お茶は薬と同様と言われるくらい貴重なものでした。身体に良いと言われる日本茶も、玄米茶、緑茶、ほうじ茶、番茶、抹茶といろいろあるのは、同じお茶でも使う箇所、加工法により、飲む季節が違い、食性が異なり、内臓に対する働き方が異なるためです。同じ茶葉でも中国ではウーロン茶、インドでは紅茶と土地で飲用法も異なるのはこのためです。

食は医なり
お茶も間違って使うと良いものも毒となりますので、十分気をつけないといけません。そこで、身体に優しく誰もが安心して飲めるバランスティーを目指しました。茶葉を焙煎したものを配合する事によって配合バランスが崩れないように一袋ずつ詰め、扱いやすいティーバッグ状にしています。まろやかで飲みやすいのはバランスの良い証です。

陰陽調和に伴って作った「貴宝和漢茶」は、原料は30種を配合しています。
クコの実・葉(国内製造)、紅花、ドクダミ、ハブ茶、サンザシ、コフキサルノコシカケ、ナツメ、ナルコユリ、バンザクロの実、カワラケツメイ、甘草、タンポポの根、クマザサ、桑の葉、オオバコ、杜仲葉、ビワの葉、カキドオシ、スイカズラ、あまちゃづる、その他。

「貴宝和漢茶」は良質かつ成分豊富な和漢原料を36種も配合し、まろやかで深みがある味わいを再現した一品でございます。卓越した焙煎・調合技術によって、これまでに類を見ない最高級の健康茶を是非ご堪能ください。

貴宝和漢茶は、植物性原料を主な原料とし選びぬかれた植物の「葉、茎、根、実」を36種類もの和漢素材からできています。豊かな風土と気候によって育まれた海のものと山のもの、これらが「陰陽調和」の理念に基づきバランス良く配合されています。貴宝和漢茶の素材となる原料が元々持つ性質や古来より伝わる働き、それらを熟知した職人が味の基本となる「甘(あまい)」「酸(すっぱい)」「辛(からい)」「苦(にがい)」「鹹(しょっぱい)」のこれらの味を緻密に配合しました。

■陰陽調和(いんようちょうわ)とは
「酸・苦・甘・辛・鹹(かん)」の5つから成る五味のバランスを取ること。
それぞれの味には素材の持つ性質が表れています。五味をバランスよく適度に摂り続けることは身心の調和に繋がり、古くから健康への近道と考えられてきました。

●「酸味」には血液を浄化し、解毒作用があり、血管や皮膚、筋肉を引き締めるので寝汗、下痢、頻尿などに作用します。
●「苦味」には体内熱を整えたり、利尿作用で水毒を防ぎ、消炎作用があります。
●「甘味」には体力不足を補ったり、滋養強壮に効果的で、体を緩める作用があります。身体が疲れた時に甘いものを食べたくなるのは体が滋養を求めるからです。
●「辛味」には、汗をかくことを促進する発散作用や、気血の巡りを良くして体を温める作用があります。
●「鹹味(かんみ)」とは聞きなれない言葉ですが、塩辛い味のことです。鹹には固いものをほぐす作用があるので、便通への効果が有名です。

煎じた後のティーパックは捨てずにこんな活用も出来ます。
  ●玉葱のスライスを和漢茶にさらすと苦味が消える
  ●和漢茶でお肉を煮ると臭みが消える
  ●和漢茶でお米を炊くと、美味しい茶飯ができる